くさび式足場の特徴
くさび式足場はその名の通り、緊結部に『くさび』を使用しています。
支柱にはすべて凸金具・凹金具が備えられ、ハンマーでその金具同士を打ち込んで固定し、組み立てていきます。
現場への追従性を高めるために部材は全てユニットタイプになっており、様々なメリットがあります。
まずは、低コスト・短工期。
最低2名の作業員によるハンマー1本での組み立てが可能で、コストと時間を削減。
そしてもう一つは、小回りが利くということ。
一つ一つの部材のサイズが小さいため、複雑な形状の建物や狭いスペースでも思いのままにフィットさせることができます。
また、現場の状況に応じて手すりなども簡単に取り付けられるため、作業員の安全性を守れるのもポイントです。
基本的な部材構成
□ 緊結部付支柱
□ 緊結部付布材
□ 緊結部付腕木材
□ 床付き布枠
□ 緊結部付ブラケット
□ ねじ管式ジャッキ型ベース金具
□ 壁つなぎ
□ くさび緊結式足場用斜材または大筋かい
適用となる建造物
□ 地上31mの建物まで(低層・中層のビル・マンション)
※31mまでの高さであれば、くさび足場のメリットを最大限に活かすことができるため。